スイング・球速・走力・敏捷性・体幹の5項目を計測し、データベースと照合して強みと伸びしろを可視化。さらに比治山大学と連携した体力・身体組成の科学的測定8項目で、身体そのものの状態も追跡します。
測定・分析の3つのポイント
「なんとなく」を「数値」に。現在地がわかれば、何を伸ばせばいいかが見えてきます。
測る
競技パフォーマンスの5項目と、体力・身体組成の8項目を数値化します。
比べる
HAKI proのデータベースと照合し、偏差値で位置づけます。
活かす
レーダーで強み・課題を可視化し、次のメニューへ繋げます。
競技の5項目を、1枚のレーダーに。
計測した5つの基礎能力をレーダーチャートに集約。強みと伸びしろが一目でわかり、次のトレーニングの指針になります。
競技パフォーマンスの測定項目
「打つ・投げる・走る」の動きを専門の計測で数値化します。投球と打球は弾道測定器 Rapsodoで、球速・回転数・回転軸・変化量から打球速度・打ち出し角度・推定飛距離までを計測。トレーニング中の力の出し方はVBTデバイスで動作の速度を計測し、その日の状態に合った負荷に調整します。
打力
スイング・打球/Rapsodo
球速・回転
投球の速さと質/Rapsodo
走力
スプリント
敏捷性
反応・方向転換
体幹
土台の強さ
動作速度
力の出し方/VBTデバイス
使う機器と、その役割。
「専門の計測」と言われても分かりにくいので、実際に何を使っているのかをご説明します。
Rapsodo(ラプソード)
レーダーとカメラでボールの動きを追う弾道測定器で、バッティングとピッチングの両方で使用します。投球なら球速・回転数・回転軸・変化量・リリース位置、打球なら打球速度・打ち出し角度・推定飛距離・バット速度を、1球ごとに数値化します。「今の球は走っていたか」「今の当たりは本当に良かったのか」を、感覚ではなくその場の数字で確認できます。
VBTデバイス
VBTは Velocity Based Training(速度を基準にしたトレーニング)の略。動作の速度を計測し、「何kgを何回」ではなく「どれだけ速く動かせたか」を手がかりに負荷を決めます。同じ重さでも体調によって速度は変わるため、その日の状態に合わない負荷を避ける判断材料になります。
体力測定の機器
身体組成計、超音波診断装置、呼気ガス分析器、心拍計、自転車エルゴメーター、等尺性最大筋力測定装置、握力計、重心動揺計、反応時間測定装置など。比治山大学との連携により、競技の動きだけでは分からない「身体そのもの」の状態を測ります。内訳は下の一覧のとおりです。
何を、どうやって測るのか。
競技の動きだけでなく、それを支える「身体そのもの」も測ります。測るのは、身体のかたち(形態)とはたらき(機能)の2つ。比治山大学との連携により、大学の研究・教育の現場で用いられる種目と機器で実施します。専門用語が並びますが、要は「お子さまの身体の今」を、誰が見ても同じ数字で確かめるための道具立てです。
| 測る力 | 測り方(種目・機器) | 分かること |
|---|---|---|
| 身体組成 かたち | 身体組成計、超音波診断装置(筋肉や脂肪の厚みを見る) | 筋肉量・脂肪量など、身体の「材料」の変化。成長期の身体づくりが順調かどうかを考える判断材料になります。 |
| 全身持久力 | 20mシャトルラン、呼気ガス分析器、心拍計 | 試合終盤まで動き続けられる身体か。足が止まる原因が体力なのか技術なのかを切り分けて考えられます。 |
| 筋力・筋持久力 | 握力計、等尺性最大筋力測定装置(ひざを伸ばす・曲げる、ひじを曲げる力) | 投げる・走るという動作を支える基礎体力が、年齢相応かどうかを把握できます。 |
| 筋パワー | 垂直跳び、立ち幅跳び、自転車エルゴメーターでの全力ペダリング(10〜30秒)、VBTデバイス(動作の速度を計測) | 打球の伸びや盗塁のスタートに関わる爆発力の伸びしろを、数値で確認できます。トレーニング中も速度を見ながら負荷を調整します。 |
| 敏捷性 | 反復横跳び、全身反応時間の測定、棒反応時間(落ちてくる棒をつかむ) | 守備の一歩目や反応の速さ。「なんとなく遅い」を具体的な数値として改善の対象にできます。 |
| 平衡性 | 片足立ち(目を開けて・閉じて)、重心動揺計 | 軸のブレやフォームの再現性に関わる、身体的な要因を確認できます。 |
| 柔軟性 | 長座体前屈、股関節の曲がる角度 | 可動域の狭さに関係する不調を、早い段階で把握できます。 |
| 巧緻性 | ラダーを使った動作課題 | 繊細なバット操作や捕球動作の土台となる、身体を思いどおりに操る力を把握できます。 |
| コンディション | 二次元気分尺度(TDMS)、主観的運動強度、VAS(筋肉の張りなどの感覚を数値にする) | 「やる気が出ない」「調子が悪そう」といった日々の変化も、可能な範囲で客観的に確認しながら指導に活かします。 |
※ 使用する種目・機器は比治山大学との連携によるもので、測定の内容・頻度はクラスや対象年齢によって異なります。比治山スクールではベーシッククラスが月1回、アドバンスクラスが月2回の科学的測定を実施しています。
小学生年代は、まず「身体の使い方」から。
同じ測定でも、年代によって優先順位は変わります。小学生年代でとくに伸ばしておきたいのは、次の4つ。重いものを持ち上げる力よりも先に、自分の身体を思いどおりに動かせることが、その後のすべての技術の土台になります。
敏捷性
素早く動き出す
巧緻性
思いどおりに操る
柔軟性
大きく動かせる
平衡性
軸がブレない
もちろん、筋力・筋持久力や全身持久力のトレーニングを行わないという意味ではありません。測定結果と成長段階を見ながら、その子に必要な順番で組み立てます。
測って終わりに、しない。
測定で見つかった課題は、そのままトレーニングに落とし込みます。バランス系の課題にはバランスボール・バランスディスク・バランスボード・スラックライン、身体の硬さにはストレッチポール、身体の使い方にはラダー——狙う力に合わせて用具を選び、次の測定でその変化を確かめます。
バランス系用具
ボール・ディスク・ボード・スラックライン/平衡性・体幹
ストレッチポール
柔軟性・姿勢づくり
ラダー
巧緻性・身体の使い方
うまくなる仕組み
測って終わりではなく、分析・評価し、トレーニングへ繋げ、再計測で成長を確認します。
体験
無料体験で今の課題を知る。
測定
能力をデータ化する。
分析
強みと伸びしろを抽出。
実践
個別メニューで反復。
検証
再計測で成長を確認。